「捜査地図の女が最終回になったけれど、参ってしまったよ」
「なぜ?」
「馬が出てきてアレアレと思ったら、今度は水路。水路がいきなり捜査の決め手」
「えー」
「最終回はなんと池」
「池ってそんなに好き?」
「池がある場所を見に行った回数は多いぞ」
「ひ~」
「結局さ。あれは京都のドラマなのにテーマ性で分かるところが多くて、つい見てしまう」
「東京しか歩いていないのにね」
「そうだ」
「地図は生きていると思う?」
「思うぞ。だから地図は複数欲しい」
「なぜ複数?」
「時代ごとに地図は変わるからだ」
「だから地図は生きているわけだね」
「それにしても、珍しくこういうドラマを見てしまったな」
「推理ものとかあまり見ないよね」
「33分探偵は好きだったのになあ」
「いや、それは推理ものじゃないから」